ヘルスケアトレンド(健康・美容・予防医療)2018(1/4)

ヘルスケア(健康・美容・予防医療)トレンドを10キーワードでご紹介。ウーマンズが日々行っている、ヘルスケア市場の女性消費者動向・トレンドの分析予測、各種主要媒体の定点観測、ヒット商品分析、女性消費者の口コミ分析などをもとに10キーワードを選出。女性消費者のヘルスケア消費傾向・トレンド理解の参考にどうぞ!(こちらの内容は、2018年2月1日開催「健康博覧会2018」展示会でウーマンズが担当させて頂いた講演内容をもとに再構成しています)

最大の変化は「ヘルスコンシャスが消費基準」

最初に理解しておくべき点は、女性の「ヘルスケア概念の変化」だろう。以前までは、ダイエットや美肌ケア、引き締めといったヘルスケア行動は、女性にとって「服の買い物」「彼とのデート」「海外旅行」「女子会」といった様々な生活・消費行動の中の一つの選択肢でしかなかった。しかし近年は、様々な生活行動・消費行動が「健康」を中心に選択・決定がなされるようになってきた。

女性の健康・ヘルスケアトレンド

女性の消費基準は「健康」が軸になった

健康を軸とした生活・消費行動

以下のケースで考えると分かりやすい。

  • <旅行>普通に旅行するより、ヘルスツーリズム型プランの旅行を選ぶ
  • <住む場所>ジョギングを日課にしたいから川沿いや海沿いなど運動しやすい立地を選ぶ
  • <働き方>福利厚生が充実し、ワークライフバランスを重視できる会社を選ぶ
  • <食事>糖質オフ、カロリー低め、減塩、添加物が入っていないものを選ぶ
  • <眼鏡>目の健康を考え、ブルーライトカット眼鏡を購入

このように、あらゆる場面で「健康を軸」とした生活行動・消費行動が行われるようになっているのが、最近の女性消費者の最も大きな特徴の一つだ。さらにこれらの行動は「健康になりたいから」と意識的に行われているのではなく、無意識的に行われるようになっている。つまり、多くの女性の生活の中に「健康の概念」が“自然となじみ始めた”と言える。

国内最大マーケットへ成長  競争激化の時代へ

医療・介護分野含めたヘルスケア市場は2025年には100兆円規模となり、国内最大マーケットへ成長すると言われている。これは、我々ヘルスケア市場に身を置く企業にとっては力強い追い風であり、また消費者にとっても多様な選択ができるようになるためポジティブな流れである一方で、マイナス面としては今までとは比較にならないほど競合が急増することだ。実際に、近年これまで健康のイメージが全くなかった大手企業が続々と、成長戦略の柱に「健康」を位置付けると発表、健康市場への参入を果たし、また、じゃらんは2018年の旅のトレンドを「へるしい旅」、クックパッドは2018年の食のトレンドを「和食・健康」としている。

他業種からの大資本による新規参入だけではない。海外セレブたちがこぞってプロデュース・販売する化粧品は老舗化粧品ブランドを上回る人気を集め、大ヒット商品を生み出しているフローフシ(東京・港区)やI-ne(大阪市)などに代表されるベンチャー企業の躍進も目立つ。

今後さらに競争が激化するヘルスケア市場において、どうすればより多くの女性消費者の心を掴めるのか?その答えの一つが「女性の興味関心がどこにあるのか?消費傾向は今後どうなるのか?トレンドはどうなるのか?」といったことをリアルタイムで常に把握し続け、「消費者起点でモノを発想し、マーケティングを設計する」ことではないだろうか。以下10キーワードが各社様の戦略立案のヒントに繋がれば幸いである。では早速見ていこう!

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