三井不動産×お茶の水女子大のプロジェクト「&ジェンダード・イノベーション」、イベント開催
三井不動産とお茶の水女子大学は今月の26日・27日に、両者によるプロジェクト「&ジェンダード・イノベーション」の一環で、女性の特性を活かした起業に関するイベントを開催する(詳細)。
女性の起業は、自身のライフスタイルに合わせた柔軟な働き方ができるといった利点もあることから、家事や育児といった“半径5メートル”の身近な問題を解決するライフスタイルビジネスを創造するケースが多いことが、過去の調査研究で明らかにされている。当イベントはこの女性の特性に着目したもので、半径5メートルから始まる起業ストーリーや、社会学の視点から女性の起業を考える講演の他、ワークショップが開催される。
三井不動産とお茶の水女子大学は、性差に注目した研究結果を活かすイノベーションを創出・社会実装することを目指した産学連携を進めている。これまでジェンダー平等やジェンダーニュートラルの観点での研究や取り組みは多く行われてきたが、“性差を活かす”という視点で社会を見つめ直す切り口での研究は進んでこなかった。両者は、ジェンダード・イノベーション視点の研究は新商品・サービスの開発に繋がり個々の生活を豊かにするという考えのもと、”性差を活かす”という新たな視点を社会に根付かせるプロジェクトとして、「三井不動産×お茶の水女子大学 &ジェンダード・イノベーション」を始動した。
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