「幸せ・充実」を非日常には求めない女性生活者が増加中 

高度経済成長期の頃は「ブランド物で全身を飾り、高級車に乗る彼に迎えに来てもらい、そして高級レストランで食事を楽しむ」といった、非日常を贅沢に楽しむスタイルだったが最近は異なる。

今の生活者は非日常よりも日常そのものを楽しむ傾向が強くなっている。日常そのものとは、スーパーでの買い物や毎日の食事、家での時間の過ごし方など生きていくために必要な毎日の生活のことを指す。例えば、女性生活者に以下のような消費行動が目立つようになっていることからも「日常を楽しむ生活者が増加している」と言える。

  • ベランダに椅子やテーブルを置いてベランダ時間を楽しむ「バルコニスト」が増加中
  • 子供を連れて週末、食材を買いに行くなら、親子イベント等が充実してる総合スーパーの方がいい!と施設内イベントはママに人気
  • 「毎日の食事、せっかくなら美味しく贅沢に楽しみたい」ニーズの高まりで、高額な調理器具・家電の売れ行きが好調
  • 休みの日はランニングや、公園でのピクニックなどアウトドア女子が増加

非日常よりも日常を充実させたいという傾向が強まっている理由は、いまだ続く節約志向によるものだが、節約による悲壮感は特になく、どちらかというと「日常を充実させること」を楽しんでいる。「日常を楽しむことが幸せ」「シンプルに生きる」「ミニマリスト」という生活者の意識変化も関係あるだろう。

<編集部おすすめ記事>
「疲れ切ってる働くママ でも何もしてないが多数」企業は商機!
配偶者に介護してほしい男性と、してほしくない女性 意識差の背景は?
売って買う・買って売る消費者増加 企業の競合は「消費者」へ
女性の好きなモノ・コトが集まる売り場づくりが参考になる

一緒に読まれている記事