100歳インタビュー これから楽しみなこと

健康寿命延伸を目標に活動するキューサイ(福岡市)運営の「100歳まで楽しく歩こうプロジェクト」は、100歳以上の男女を対象に「平成が終わり、新しい時代を迎えるにあたり楽しみなこと」に関する調査を行った(調査対象:100歳以上の男女100名、100歳以上の男女の家族・近親者)。各コメントからは、100歳以上男女の価値観を垣間見ることができる。

100歳インタビュー

出典:キューサイ

新しい時代に向けて楽しみにしていること

新しい時代に向けて楽しみににしていること上位4つと、コメントは以下の通り。

  • 1位:2020年の東京五輪
  • 2位:ひ孫・玄孫の誕生
  • 3位:家族・親族に関すること
  • 4位:季節のイベントや行事

・前回の東京五輪時は孫が4才だった。今度の東京五輪は60才になっているんだね(鹿児島県/102歳/女性)
・ひ孫が9人、玄孫はまだいないから誕生が楽しみ(長崎県/101歳/女性)
・ひ孫の小学校入学(東京都/104歳/女性)
・庭のしだれ桜があり、毎年子供、孫、ひ孫が集まって花見をするのが一番の楽しみ(福岡県/104歳/男性)
・花火を見るのが好き(東京都/101歳/女性)

100歳が思う平成の漢字

「平成を漢字一文字で表すと何か」という質問に対する回答上位4つと、コメントは以下の通り。

  • 1位:幸
  • 2位:和
  • 3位:楽
  • 4位:安/豊

・老人会で毎日ゲートボールに明け暮れ、楽しんだ時代(茨城県/102歳/女性)
・娘と暮らせてとても幸福な人生。何も苦労は無い。身体も元気です(愛媛県/102歳/女性)
・昭和で苦労していたから平成は全く良い年であった。妻と四国88カ所参り、西国33カ所参り、その他ツアー旅行を度々した(徳島県/100歳/男性)
・戦争もなく平和に暮らせる時代でした(広島県/102歳/女性)
・ひ孫、玄孫まででき、にぎやかで楽しい時代(高知県/101歳/男性)
・電化製品ができ、便利で楽しい暮らしになった(愛知県/100歳/女性)
・戦争を経験している者から見ると非常に平和な時代。食事も充実していて幸せな時代(三重県/101歳/男性)
・戦争もなく平和な時代であった。家族が元気で健康な人生であった。日本の平和がこれからも続くことを祈ります(広島県/100歳/女性)
・戦時中に子供3人残し、夫が戦争~シベリアにいき、戦後食糧難の時代に苦労して子供を育てた。平成は平和な時代だと思う。戦時中に戻りたくない。今は嫁と二人助け合いながら人生を楽しんでいる。嫁のおかげで長生きできたと思う(愛知県/101歳/女性)
早さに付いていけず、取り残される時代(滋賀県/100歳/女性)
目まぐるしく変わり、解らない事がたくさんあり、日々過ごすのがやっと(宮城県/100歳/女性)
・若い人からパワーをもらえ自分の元気に変えられた時代(東京都/100歳/女性)
・色々な人と話したり、子供達に言われたり、(習慣が)少しずつ変わってきている(北海道/102歳/女性)
・戦争中のことを考えれば、ずーっと幸せな時代だと思う(香川県/100歳/女性)
・平成は自由でなんでも食べものがたくさんあり、現在がよい(新潟県/100歳/女性)
・嬉しいこともあれば悲しいこともあった。デイサービスに行くようになって他の世界も知った(東京都/100歳/女性)
・世の中のすさまじい進展には目が回りますが、この年齢まで生きて、この素晴らしい世の動きを見つめられた事は、長生き出来た自分への褒美と思えます(長崎県/104歳/女性)
・平和で何でも手に入る時代だけど、心強さが必要な時代(東京都/100歳/女性)

 

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