真冬の屋外プールでフローティング、地域の特性を活かしたヘルスツーリズム 星のや竹富島
星野リゾートが運営する「星のや竹富島(沖縄県・竹富島)」は、今年12月から来年2月末まで、真冬の屋外プールで心身をリラックスさせる滞在型の体験プログラム「朝焼けホットプールフローティング」を開催する。
前長46mの温水プールを貸し切り、朝焼けの情景が広がる中、水面にゆったりと浮かびフローティングを体験するというもの。フローティングとは、プールや海水などに浮かぶことで心身をリラックスさせる代替療法。プログラムは1日1組限定で、朝7時に始まる。スタッフの支えと浮き具に身を任せ、温かさと浮遊感に包まれるながら水面に浮かぶことで緊張がほぐれ、ゆったりとした心地良い時間を味わうことができる。
同施設は気温が高い地域に立地しているため、冬でも屋外で過ごしやすい。またプールの水温を36度まで加温できるため、冬でも快適に楽しめる。
日本のヘルスツーリズムを牽引する星野リゾートは、ヘルスケアやウェルネスを訴求したプログラムの開発・提供を各施設で進めており、同社代表の星野佳路氏はビヨンドヘルス(日経BP)の取材で次のように語っている。「疲れを癒やす。ストレスを解消する。健康上のリセットがリゾートを訪れる目的の1つですが、2030年に向け、温泉旅館によるリセットの可能性をさらに広めていくことが今後の目標の1つ(星野リゾート未来戦略「温泉旅館を世界に広める」,2022.10)」。以下は星のや竹富島のブランドムービー。
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