詰め替え時のイライラを改善、紙を使用したシャンプーボトル開発
日本製紙(東京・千代田区)は、世界初となる紙パックを活用したシャンプーの詰め替えボトルを開発した。「シャンプー容器の詰め替え時のイライラ」や「液体使い残し」の改善をきっかけとして発案された。
パウチ型と異なり、今回開発したボトルは四角の形状をしており、エンドユーザーだけでなく、メーカーや流通にとっても、輸送効率の向上・陳列効率の向上のメリットがある。また、従来は製造工場ではパウチと本体ボトルの両方に充填する必要があったが、このボトルの場合は本体も詰め替えも同じ形状のため、充填するのは1種類だけとなり、製造工程の省略といったメリットもある。