医療現場で行動経済学はどう活用されている?ナッジを適切に活用するための実践例
女性ヘルスケア市場をウォッチし続けるウーマンズラボ編集部が厳選、おすすめの良書を紹介するコーナー。今回のテーマは「医療現場の行動経済学」。
特定健診を受診させるには?心の不調を抱えている人にメンタルヘルスの専門医を受診させるには?人生会議を実践させるには?HPVワクチンを本来の接種状況に戻すにはーー?医療現場・公衆衛生の現場で生まれるそんな問いに、行動経済学の視点から答えていくのが本書。人がより良い選択を自発的に取れるようにする仕掛け「ナッジ」を、適切に活用するための実践例も豊富に交えながら解説。ロングセラー「医療現場の行動経済学」の続編となる実践編で、医療・公衆衛生のシーンに特化した内容だが、医療関係者のみならず、企業のマーケティング戦略を担当している人にもおすすめ。
医療現場の行動経済学の前に、まずは行動経済学そのものを学びたい人は、以下の入門書がおすすめ。
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