認知症サービスのカオスマップ2025、見守り・BPSD予測・認知機能チェック・ePROなど
エーザイのグループ会社で認知症プラットフォームの構築を進めているTheoria technologies/テオリアルテクノロジーズ(東京・千代田区)が、個人向けの認知症関連サービスを可視化した「認知症関連サービスカオスマップ2025」を公開した。
掲載したサービスは個人向けのもので、医療機関向けは対象外。以下15のカテゴリーで分類した。
- 認知機能チェック
スマホやタブレットを用いて認知機能の状態を手軽に評価できるデジタルツール - ブレインエクササイズ
脳の活性化を目的とした、ゲーム形式の脳トレや認知機能維持のプログラム - 複合プログラム
運動・栄養・認知トレーニングなど、複数のアプローチを組み合わせた総合的な予防プログラム - アクティビティ
運動や趣味活動を通じて、楽しみながら認知機能の維持・向上を図るプログラム - 保険
認知症に特化した保険商品で、診断後の治療費や介護費用をカバーする金銭的保障を提供 - 相続
認知症に備えた資産管理や相続対策について、専門家による相談・支援サービスを提供 - 金銭管理支援
日常的な支払いや資産管理をサポートし、認知症の人とその家族の金銭トラブルを防止するサービス - BPSD予測
行動・心理症状(BPSD)の予測と対応支援を行い、介護負担の軽減を図るシステム - 手帳・カレンダー
認知症の人の日常生活をサポートするために専用設計された記録・管理ツール - コミュニティ
認知症の人やその家族が交流し、情報交換や相談ができる場を提供 - コミュニケーション
認知症の人とその家族、介護者間のコミュニケーションを支援するデジタルツール - ePRO
電子的な患者報告アウトカム(ePRO)を活用し、症状や生活の質を継続的に記録・評価 - 見守り
GPSやセンサーを活用して、認知症の人の位置情報や安全を確認できるサービス - 情報発信
認知症に関する正しい知識や最新情報を、わかりやすく提供するメディアサービス - 体験
VR技術を使用して認知症の人の視点や経験を疑似体験できるシステム
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