女性の健康科学の拠点「女性の健康総合センター」、10月1日に開設 今年度22億円を投じる
厚生労働省は、先月末に公表した「近未来健康活躍社会戦略」の中で、女性の健康ナショナルセンター機能を持たせた「女性の健康総合センター」を、今年10月1日に国立成育医療研究センター(東京・世田谷)内で開設することを明らかにした。女性の健康・疾患を性差の視点から科学する学術拠点として、以下4つの柱のもと、新たな知見を国内に広げていく。
- 女性の健康に関するデータセンターの構築
- 女性のライフコースを踏まえた基礎研究・臨床研究の積極的な推進
- 情報収集・発信、政策提言
- 女性の体とこころのケアなどの支援等
同センターの創設は、ホルモンバランスの変化やライフステージによって生じる女性の様々な健康問題について、性差やライフステージ毎の分析による病気の解明と、予防・治療の研究推進を目的としており、今年度は22億円を投じる。センター長は、元福島県立医科大学附属病院性差医療センター教授の小宮ひろみ氏。具体的な取り組み内容はこちらに掲載。
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