【訃報】小林麻央さん 34歳で死去 「信じなければよかった。もうひとつ病院に行けばよかった」
フリーアナウンサーで、歌舞伎俳優 市川海老蔵さんの妻、小林麻央さんが6月22日夜に死去した。34歳だった。
麻央さんのアメブロ「KOKORO.」は、総合ランキングでは常に上位3位に入る人気ブログで、闘病日記には投稿の度に読者から多くのコメント・応援メッセージが寄せられていた。
乳がん検診受診者増加に貢献
2015年の北斗晶さんの乳がん報道に続き、2016年6月に麻央さんの乳がん報道がされたことで、多くの女性に「乳がん検診」を促すこととなり、実際この2つの時期にはネット上の検索数は急増し、各病院では乳がん検診の予約が増えたという。
また、麻央さんは2016年、「社会に影響を与えた『世界の女性100人』」に選出されており、がんと前向きに闘う麻央さの姿は多くの癌患者女性に勇気を与えた。
医師の診断を信じなければよかった
麻央さんが体の不調を感じ、最初に診断してもらった病院では乳がんであることを見落とされたために、結果、乳がんの進行を早い段階で食い止めることはできなかった、というエピソードは有名。「信じなければよかった、もうひとつ病院に行けばよかった」とブログにつづられている。ネット上には「麻央さんの誤診をした病院はどこ?誰?」と誤診をした病院と医師を追求する投稿が多くされており、これを機に更にその追求は厳しくなりそうだ。市川海老蔵さんは6月23日14時30より、会見を行う予定。
<関連記事>
がん統計 罹患数・死亡数、男女で年間21万人の差はなぜ?
<編集部おすすめ記事>
■がん統計 罹患数・死亡数、男女で年間21万人の差はなぜ?
■2016年のがん患者、初の100万人超と予測。死亡数トップは…
■【2017年最新】日本の死因順位発表 近年変化している「3大死因」
■【最新】47都道府県の死亡率ランキング ~年齢調整死亡率 2017発表~
■【最新】47都道府県の平均寿命ランキング
■【最新】47都道府県の健康寿命ランキング
■予防医療分野で行動変容を促せた成功事例。「乳がん検診」編
■社会に影響を与えた「世界の女性100人」に日本女性選出 がん患者に勇気
■人気のクリニックは?婦人科検診予約数ランキングTOP5