介護をエンパワーする初のアワード開催、企業・団体などの取り組みを募集 経産省

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経産省は今月20日、介護をエンパワーするアワード「オープンケアプロジェクトアワード(OPEN CARE PROJECT AWARD 2023)」の開催発表と合わせ、企業・団体・個人による、介護にまつわるポジティブな体験や取り組みの募集を開始した。

【出典】経産省

 

同アワードの主体となる「オープンケアプロジェクト」は、介護を「個人の課題」から「みんなの話題」へ転換することを目的に、介護当事者や介護従事者、メディア、クリエイター、企業などが横断して、課題解決に向けたアクションを推進するプロジェクト。今年3月に発足した。介護をしながら働く「ビジネスケアラー」は2030年には171万人に達する見込みで、仕事と介護の両立困難や離職などによる経済損失は推計で9.1兆円に上る。その解決に向けては、介護にまつわる様々な課題を多方面から議論する必要があることから、社会全体で介護に関心を向けるのが狙い。アワードは今回が初で、介護をエンパワーする企業・団体・個人の表彰を通じ、機運を醸成する。募集〆切は2024年1月31日。募集要項はこちら

 

 

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