固形石鹸リバイバル人気 隠れ名品は「ホネケーキ」
昨年90周年を迎えた牛乳石鹸共進社(大阪)の牛乳石鹸、カウブランド「赤箱」。洗顔専用の石鹸ではないが、乾燥肌・敏感肌の女性の間で数年前からユーザー=“赤箱女子”が増えている。人気の理由は洗顔後の“つっぱり感”がないこと。同社調査によると、赤箱女子のうち5年以上使用しているベテランユーザーは41.7%。2014年度からの4年間で年間出荷個数は約1,400万個から2,100万個へ増えたという(美ST4月号 p.94)。
人気は資生堂のホネケーキ
そんな赤箱人気が話題になったこともあり、近年、固形石鹸の人気が復活している。特に人気を集めているのは「資生堂ホネケーキ」。宝石みたいなデザイン、レトロな昭和デザインが受けている。
部位別・悩み別の石鹸が豊富
固形石鹸が再度見直されているのは、肌への優しさを求めるナチュラル志向の女性が増えていること、コスパが良いことが挙げられる。液体石鹸を購入すれば数百円はするが、固形石鹸なら¥100前後で購入できる上に液体石鹸より長持ちする。最近では部位別・悩み別に商品が細分化され、きめ細やかな女性のニーズに応えている点も支持されている。
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