女性が60歳過ぎたら買いたいモノって? 160万部突破の人気ムック本から学ぶシニアのニーズ

女性ヘルスケア市場をウォッチし続けるウーマンズラボ編集部が、おすすめ書籍を厳選して紹介するコーナー。今回のテーマは、「シニア女性が買いたいモノ」。

 

「文字を読みづらくなった」「指先を使う細かい作業ができなくなってきた」「体がかたくなって爪を切りづらくなった」ーー。病気や加齢による体の不自由や不調で、日々の生活に必要なモノ・コトのニーズに顕著な変化が現れる高齢期。そんなシニア女性のニーズに的確に応え評価されているモノをまとめたのが「60歳を過ぎたら買っておきたい100のもの」。

宝島社の「60歳・100のこと」シリーズの1冊で、今年5月に発売。実際に読者が使っているモノを取り上げながら、評価ポイントをコンパクトに掲載。シニア女性が、日常生活のどんな場面で不便や不満を感じているのか?どんな商品に助けられ重宝しているのか?反対に、どんな商品を買って失敗したか?どんな商品が欲しいのか?なども紹介しているので、シニア女性特有の困りごとやアンメットニーズがつぶさに見えてくる。

同シリーズは、シニア女性の支持を集める大人気のムック本。2021年に第1弾「60歳すぎたらやめて幸せになれる100のこと」が発売されるや否や、翌年は2022年上半期で最も売れたムック本となった。以降、「60歳からはじめて人生が楽しくなる100のこと」「60歳すぎても『変わらないね』といわれるための100のこと」などを次々に発売し、累計160万部を突破した(2024年6月時点)。同シリーズを読むと、今時のシニア女性が求めているリアルなモノ・コトが見えてくる。シニア女性向けのビジネスに取り組む事業者にも、これから参入を考えている事業者にもおすすめ。

 

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