【世界メノポーズデー】約40カ国が参加する国際会議、オーストラリアで開催
10月18日は「世界メノポーズデー」。更年期への理解を促進するため、2009年にWHOと国際メノポーズ協会(IMS)が設立した国際的な記念日で、毎年世界各国で様々な取り組みが行われる。10月19日~22日には、19回目となる「世界メノポーズ会議(World Congress on Menopause)」がオーストラリア・メルボルンで開催される。国際メノポーズ協会が主催する国際会議で、世界中の医療従事者や研究者が一堂に会し、更年期に関する最新の研究や治療法について議論する。複数のアワードの授与式も行い、優れた研究成果や治療法の開発、更年期に関する教育や啓発活動における功績を称える。
会期中は、更年期障害に関するシンポジウムも開催。3日間にわたり約40カ国(※)から識者が登壇し、幅広いトピックの研究成果や専門的な知見を発表・議論する。以下は発表内容の一例。
- 更年期クリニックの状況
- 世界最大の中国の更年期クリニックの経営
- 生殖年齢後期の出生率
- 多嚢胞性卵巣症候群と更年期
- 骨粗鬆症ケアの長期戦略
- 閉経期泌尿生殖器症候群(GSM)の新たな治療法
- 更年期障害におけるメンタルヘルスの症状管理
- MHTは閉経周辺期うつ病の治療の第一選択であるべきか?
- 更年期障害の新しい治療法
- 更年期は健康的な老化の機会
- 中国人女性における更年期管理と更年期ホルモン療法の戦略
- アジア太平洋地域の更年期障害:文化的視点、ガイドライン、睡眠など
- 英国更年期学会の更年期証明書について
- 東南アジアの更年期障害
- ラテンアメリカの更年期障害
など
※オーストラリア、ニュージーランド、韓国、日本、中国、インド、シンガポール、ベトナム、インドネシア、フィリピン、タイ、マレーシア、モンゴル、バングラデシュ、イギリス、ギリシャ、イタリア、ドイツ、ベルギー、スペイン、スウェーデルン、ポーランド、アメリカ、カナダ、メキシコ、ブラジル、コロンビア、コスタリカ、アルゼンチン、パナマ、エクアドル、ペルー、ロシア、南アフリカ、イスラエル、ウズベキスタン、パキスタンなど
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