シニア女性が “幸せ” を感じるための必須条件、自分・家族の心身の健康がトップに(50〜80代)
シニア女性が幸せを感じるための必須条件は「自分や家族の心身の健康」で、心身が元気な人ほど幸福度が高いことが、人気女性誌『ハルメク』の調査で明らかになった。調査は50〜86歳の読者モニター575人に実施。国連が各国の幸福度をランキング化する「World Happiness Report」と同じ形式(10点満点)で幸福度を点数化したところ平均点は7.84点で、日本人全世代平均の6.06点を大きく上回る結果となった。以下、調査結果の概要。
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- 年齢階層別の幸福度に大差はなく、「50代」7.63点、「60代」7.92点、「70代以上」7.87点
- 配偶者の有無別では「有り」がやや高く7.87点、「無し」7.71点
- 子の有無別では「有り」がやや高く7.95点、「無し」7.29点
- 就業形態別では「自営・農業・フリーランス」が最も高く8.42点、「現在無職で就業経験あり」7.85点、「パートタイム・アルバイト」7.71点、最も低いのは「フルタイム」7.53点
- 世帯年収と幸福度に相関が見られ、世帯年収が最も低い「300万円未満」は7.48点で、最も高い「1,000万円以上」は8.13点
- 体の元気度と幸福度に相関が見られ、体の元気度が最も低い「0〜4点(※)」の女性の幸福度は5.41点に対し、元気度が最も高い「10点」は9.61点
- 同様に心の元気度も幸福度と相関があり、心の元気度が最も低い「0〜4点(※)」の女性の幸福度は4.98点に対し、元気度が最も高い「10点」は9.58点
※体と心の元気度を10点満点で評価してもらった
「幸せに欠かせない要素」を複数回答で選択してもらった質問では、トップは「自分の体の健康」で95.1%に上った。他、上位を占めたのは「自分の心の健康」「家族の体の健康」「家族の心の健康」で、いずれも8割超え。日々、人生に幸せを感じるには、何はともかく自分と家族の心身両方の健康があってこそ、ということだ。
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