「綺麗になりたい」以外の美容医療を受ける理由

美容医療は、一般的には「今よりキレイになりたい」「理想の自分になりたい」という美的な願望を叶えるものというイメージだが、一方で健康を取り戻すために美容医療の技術が使われていることも実は少なくない。一体どんな治療があるのだろうか。(執筆:美容医療の専門サイト「alluxeWEB」)

1.眼瞼下垂症

まぶたを引き上げる筋肉の異常で、目がいっぱいに開けない眼瞼下垂症。美容医療でよく用いられる二重手術の挙筋短縮法(眼瞼挙筋を切開)などで治療することができる。せっかく目元の手術をするということで、眼瞼下垂症の改善と同時に美しい見た目の二重まぶたを希望する人も多い。また、二重まぶたにすることで改善する症状に逆さまつげもある。

2.多汗症・ワキガ

シワ治療によく使われるボツリヌストキシンを使う治療。患部に製剤を注射をすることで汗や臭いの発生を抑える。重症の場合はボツリヌストキシンだけでは効果が足りないため、超音波の照射や外科手術が必要になることも。

3.花粉症

今の季節、悩む人も多いアレルギー性花粉症。シワ治療と同じボツリヌストキシンを鼻腔に滴下して鼻の粘膜に浸透させることで、鼻の粘膜の副交感神経の興奮を抑制して鼻水や目のかゆみなどの不快な症状を治すことができる。

4.いびき

医療レーザーは、シミ取りや脱毛、毛穴治療など美容医療のさまざまな範囲で使われることの多い機器だが、レーザーで鼻の粘膜を蒸散することでいびきの原因となる鼻づまりを改善することができる。花粉症にも効果あり。

5.火傷や傷跡のレーザー治療

火傷跡や傷跡が比較的軽度だった場合、レーザー治療で目立たなくすることができる。医療レーザーを照射して患部を微細に削り取り、表面を滑らかに整えていく治療法。

6.乳房再建

乳がんなどによって切除したり、変形した乳房を自己組織やインプラントを使い、できるだけ元の形に戻す治療。乳房の喪失感や不便さを改善することができる。大きな事故などの重篤な傷跡の治療と同じく、高度な美容外科の範疇だ。

7.タトゥー除去

若い時に入れたタトゥーを後になって取りたいというニーズは多い。基本的には傷跡の治療に近い。レーザーによる削皮や皮膚の移植手術によってタトゥーを目立たなくしていく施術。

いずれも即座に人の生死と結びつくような症状ではないが、不快感の改善や疾病や事故でダメージを受けた外見を「できるだけ元に戻す」治療である。美容医療の技術が使われる美容以外を目的とした治療は、とてもニーズが多く、alluxeWEBのサイト内でも訪問数の多いページとなっている。

【執筆】株式会社alluxe

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