資生堂、ウェルネス領域へ 「健康美」を実現する新ブランドを立ち上げ

資生堂は今月20日、健康美を目指すインナービューティーブランド「SHISEIDO BEAUTY WELNESS」を来年2月に立ち上げることを発表した。第一弾として、漢方のツムラと食品のカゴメと共創し、共同研究・開発した商品を日本国内で発売する。2025年以降は中国をはじめアジア地域での展開を予定しているほか、各分野の企業とともに、肌・身体・心の調和による美の実現に向けた商品・サービスを展開していく。

 

 

同社が実施した調査では、20〜60代の女性の74%が肌・身体・心は繋がっていると感じ、72%がキレイになるために内側から整えることが必要だと感じていることが明らかになった。また、店頭で接客・応対を行う同社の美容スタッフの96%が客から健康や栄養に関する相談を受けているという。心身両方の豊かさを求める人が増えていることを背景に、ビューティとウェルネスを融合させた新しい価値の創造を目指し、インナービューティ事業を本格始動する。

 

 

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