中高年女性のウェルビーイング 今後の人生の充実に必要だと考えていることは?

人生100〜120年時代の今、中高年と言っても人生はまだ折り返し地点。「人生終盤にきたのでそろそろ終活を…」と老後や死に備える女性がいる一方で、「人生中盤。この先何十年もある人生をより良くしたい」とQOLを追求する女性も。今回は後者の意識に注目してみよう。いわゆる”ウェルビーイング”の状態になるために、中高年女性が人生に必要だと思っているのはどんなことなのか?

医療脱毛専門院のリゼクリニックが40〜60代女性(660名)を対象に意識調査を実施。「今後の人生を充実させるために必要なことは?」と聞いたところ、こんなファインディングスが得られた。

  • 中高年のウェルビーイング3大条件は「健康・体力」「ひとりの時間」「貯金」と言えそう。全年齢階級で同3項目がトップ3に
  • 充実した人生のために最も必要なことは「健康・体力」という認識は、全年齢階級で共通。全年齢階級で第1位は「健康・体力」
  • 一般的にひとりの時間を欲しているのは育児中の女性、家庭と仕事を両立している女性、介護をしている女性などケアワークのタスクに常に追われている女性だが、あらゆる人・情報・コトに囲まれている現代はクラスター関係なく多くの人にあてはまる共通項になっているのかも。全年齢階級で「ひとりの時間」と回答した女性は6割超え
  • 年齢とともに、求める人間関係は変化。人生をより良くするために必要な人間関係として、40代は「友人」よりも「パートナー」を挙げる女性の方が多いが、50代・60代は逆転。「パートナー」より「友人」を挙げる人が多い
  • 「美容」の人生の充実度への影響は、60歳を境に低下。40代・50代で「美容」を挙げた女性は3割越えの一方で60代は1.8割ほど

年齢階級別のランキング詳細は以下。ライフコース別に調査をした場合は上記とは異なるファインディングスが出てきそうだが、ウェルビーイングにおける中高年の価値観やニーズをざっくりと理解するのに役立つ。

【出典】リゼ

 

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