ファミマ、「コンビニエンスウェア」から吸水ショーツを全国で発売

ファミリーマートは今月5日、オリジナルブランド「コンビニエンスウェア」から、「吸水サニタリーショーツ(税込1,998円)」を発売した。国際女性デーに合わせたもので、全国の店舗で販売する他、一部店舗ではフェムテック関連商品の展開を始める。

コンビニエンスウェアは、どこでも買えるというコンビニの利便性を強みにした同社のアパレルブランドで、2021年から全国展開している。「緊急時に買うもの」という印象があったコンビニ衣料品のポジションを変えようと、「いい素材、いい技術、いいデザイン」のコンセプトのもと、環境配慮やジェンダーレスを意識した衣料品を次々に投入。タオル、ハンカチ、靴下、Tシャツ、リュック、手袋、レインポンチョなど、品揃えは豊富。

今回発売となった吸水サニタリーショーツも同ブランド発の新製品で、素材にこだわった。クロッチ部の肌面にはオーガニックコットン100%の無漂白・無染色の生地を使用し、からだにやさしい仕様。6層構造の速乾メッシュ素材がでヒップまで覆うため、後ろ側から漏れにくい。羽根つきナプキンとの併用も可。

 

【出典】ファミリーマート(オリジナルブランド「コンビニエンスウェア」から全国発売した「吸水サニタリーショーツ」)

 

大型施設向けの新業態「ファミマ!!」の一部店舗では(※)、乳がんのセルフチェックができる手袋やつわりを緩和するリストバンド、デリケートゾーンケアアイテムなどを展開。女性疾患の認知向上やセルフケア意識の向上を目指す。※都内の5店舗のみ(麻布台ヒルズ店、虎ノ門ヒルズ店、虎ノ門ヒルズビジネスタワー店、ムスブ田町店、恵比寿ガーデンプレイス店)

【出典】ファミリーマート(一部店舗で展開する、フェムテックのコーナー)

 

 

 

 

 

【編集部おすすめ記事】
フェムケア&フェムテック市場は3年連続で拡大、695億円へ
フェムテック事業拡大で1.5億円調達、豊田通商と資本業務提携で製造業・東南アジア進出
ソフトバンクグループのSB C&S、ネット通販でフェムテック製品の取り扱い拡大
フェムテック・フェムケアの好影響、世間や自分の「更年期のイメージ」が変わったのは2022年
【レポート】売れるフェムテックの「開発」と「販売戦略」 17の障壁と対策

PAGE TOP
×