経血から婦人科系疾患を早期発見、経血検査システムの実証実験開始 asai

採取した経血から健康状態をチェックする検査システムを開発するasai(東京・港)が、山梨県の社会実証事業「TRY!YAMANASHI!実証実験サポート事業」に採択された。

同社は、経血の成分から婦人科系疾患の可能性をデータで可視化し専用アプリに記録する検査システムの開発を進めており、疾患の早期発見と早期受診への貢献を目指している。実証実験では、山梨県のクリニックや病院の協力のもとサンプルデータを収集する他、経血を採取する検査キットと、データを記録するアプリのプロトタイプをユーザーに実際に使ってもらい、UX検証を行う。

同社は今年1月に、経産省主催の「ジャパン・ヘルスケアビジネスコンテスト2024」で優秀賞を受賞。3月の「令和5年度起業家万博(総務省・NICT主催)」では、PTCJ賞・TIS賞・三菱UFJ銀行賞の企業特別賞3賞を受賞した。

 

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