経口による中絶件数(2023年度)、初の集計で1,440件 最年少は13歳 

厚生労働省は今月29日、「衛生行政報告例の概況(2023年度)」を公表した。2023年の人工妊娠中絶件数は、前年比4,009人の増加で12万6,734件だった。10代は10,053件で、15歳未満は153件。20〜30代に集中し、40代後半以降で急減。最年長は50歳以上で15件だった。

人工妊娠中絶件数2023年度

【出典】厚労省「令和5年度衛生行政報告例の概況ー母体保健関係」よりウーマンズラボ編集部作成

 

12万6,734件のうち経口中絶薬による中絶件数は1,440件で、年代別では20代が最多。最年少は13歳で1件だった。

経口による人工妊娠中絶件数

【出典】厚労省「令和5年度衛生行政報告例の概況ー母体保健関係」よりウーマンズラボ編集部作成

 

これまで人工妊娠中絶件数は、”中絶手術”の件数を示してきたが、昨年4月に「経口中絶薬」が承認されたことに伴い、今回から全体の件数と合わせ、経口による中絶件数の内訳も公表することとなり、今回が初の集計となった。

 

 

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