2022年の人工妊娠中絶、「15歳未満」147件、「50歳以上」8件

厚労省は10月末、「衛生行政報告例の概況(2022年度)」を公表した。それによると、2022年の人工妊娠中絶件数は、前年比 3,449人の減少で12万2725件だった。以下は年齢別件数のグラフで、最年少は15歳未満で147件、最年長は50歳以上で8件。昨年同様に最多は20代前半だった。

【画像】厚労省「令和4年度衛生行政報告例の概況」を元にウーマンズラボ作成

 

これまで公開されてきた人工妊娠中絶件数は、”中絶手術”の件数を示したものだったが、今年4月に国内で「経口中絶薬」が承認されたことに伴い、次回からは人口妊娠中絶全体の件数と合わせ、経口による中絶数の内訳を公表する。

 

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