診療科目別の施設数ランキング 「美容外科」「婦人科」増、「産科」「小児科」減 医療施設調査
厚生労働省は今月22日、2023年の医療施設調査の結果を公表した。2023年の全国の医療施設(病院・診療所)の数は17万9,834で、前年に比べ1,259減少。内訳は一般病院7,065、精神科病院1,057、一般診療所10万4,894、歯科診療所6万6,818だった。
診療科目別の施設数ランキング(一般病院)
一般病院で最も増えた診療科は「感染症内科」で、前回の2020年調査の199から9%増え217だった。一方で、少子化や産科医不足を背景に、「産科」は2%減で197から193へ、「産婦人科」は1.2%減で1,074から1,061へ、「小児科」は1.2%減で2,485から2,456となった。「婦人科」は1.3%増で、874から885に増えた。
診療科目別の施設数ランキング(診療所)
診療所で最も増えたのは「美容外科」で、前回の2020年調査の1,404から43.6%増え、2,016だった。「産科」は2.8%減で317から308へ、「産婦人科」は1.5%減で2,826から2,784へ、「小児科」は5.4%減で18,798から17,778となった。一方で「婦人科」は一般病院と同様の傾向が見られ、3.8%増で、1,839から1,908となった。
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