<販売終了>【健康行動調査】女性のヘルスケアニーズに変化、コロナ共存で生まれた新たな健康問題と健康行動

“コロナ共存”の新しい生活が始まり、社会全体がこれまでとは異なるライフスタイルへとシフトを進めている中、新型コロナによるさまざまな健康二次被害が顕在化してきました。かねてより自粛生活によるストレスが問題視され、5月にはWHOが各国政府に向け「コロナ対応の中心にメンタルヘルスを据えるように」と呼びかけを行いましたが、実際は、コロナがもたらした健康問題はメンタルヘルスの悪化だけではありません

これまでに当社が実施した女性生活者へのインタビューなどでは、メンタル不調が身体的不調の出現や持病悪化をもたらしたばかりか、自粛生活・働き方の変化・消費行動の変化などの“新しい日常生活”が身体的不調を直接的に引き起こしている事例が数多く見られました。

「秋・冬の第二波、第三波が怖い」「ワクチンが開発されるまでは不安はぬぐえない」という声からは、一定数の女性は、コロナになって新たに生まれた不調と向き合いながらも、自主的な自粛生活を今後も継続すると考えられます。

そこで今回は、コロナ共存時代における女性のヘルスケア問題に着目し、20〜70代女性を対象に調査を行いました。調査では、新しい日常生活で出現した健康問題、ヘルスケア行動の変化、意識変化、コロナ共存時代ならではのヘルスケアニーズなどが明らかになりました。withコロナ時代の女性のヘルスケアマーケティングのヒントに、ぜひご活用ください。

レポートで分かること

当レポートをご覧頂くと、コロナ共存時代における女性たちの新たな「健康問題/健康・美容に対する意識変化/健康・美容行動」について理解できます

  • 新型コロナによる生活変化で出現した、健康・美容面での不調の内容(健康二次被害)
  • 出現した不調に対して「セルフケアを行った」女性の意識、行動、ニーズ
  • 出現した不調に対して「セルフケアを行わなかった」女性の意識、行動、ニーズ
  • 不調が出現したが、対処法が分からずに放置している不調

こんな企業様におすすめ

  • “新しい日常生活”に適したヘルスケアマーケティングに切替えたい
  • コロナ共存時代に新たに生まれた女性のヘルスケアニーズを、商品開発やマーケティングに活かしたい
  • 緊急事態宣言解除後も自主的に自粛生活を送る女性のヘルスケア意識・行動・ニーズをつかみたい
  • 新型コロナの第2波・第3波に備え、新たな施策を考えたい

調査結果サマリー

「新型コロナにより激変した日常生活が、女性たちの健康・美容にどのような影響を及ぼしているのか?」を明らかにすることを目的に、20〜70代の女性340名を対象に調査を実施しました。

【1】52%の女性が「新型コロナの生活変化で不調が出た」

20〜70代女性340名に「新型コロナによる日常生活の変化で、美容面・健康面で不調が出現しましたか?(持病の悪化を含む)」と聞いたところ、52%の女性が「不調が出た・持病が悪化した」と回答しました。2人に1人の女性に不調の出現があることがわかりました。

なお割合としては低いものの、15%の女性が「(新型コロナによる生活の変化で)体調に良い変化があった」と回答しました。テレワークなど働き方の変化により、睡眠時間をこれまでよりもしっかり確保できるようになったこと、電車通勤や職場内の人間関係から解放され心理的負担が軽減されたこと、通勤しなくなりメイクをしなくなったこと、普段よりも自由に使える時間が増えたことでスキンケアにかける時間が増えたことなどがその理由で、「慢性疲労がとれて体調が良くなった」「眼精疲労がとれた」「肌の調子が良くなった」「心に余裕ができた」という回答が、特に働き世代である20〜50代の女性に見られました。

【2】不調出現の割合が最も高いのは40代女性

調査結果を年代別に見ると、特に不調出現の割合が高いのは40代で55%でした。40代は「働き世代」「子育て世代」「ローン世代」「更年期世代」で、生涯の中でも特に心身への負担が大きく、心配事・悩み事・経済不安などが大きい時期です。全年代の中で40代の不調出現の割合が最も高かった理由は、そういった背景が関係していると考えられます。

一方で、不調出現の割合が他年代と比べて低かったのが20代と70代。20代は、年齢的な若さからもともと健康問題が少なく、また心身へのさまざまな負担が少ないライフスデージにいることが理由と言えそうです。70代は、高年齢ということもありさまざまな不調・持病を抱えてはいるものの、老後生活による時間的ゆとり、精神的ゆとり、(年金受給により)経済不安が少ないことから、有事でもある程度の健康力を維持できているのかもしれません。

新型コロナによる美容と健康面の変化2

有事で特に不調が出やすいのは、多忙を極め心身の負担が大きいライフステージにいる30〜50代であることが調査結果から読み取れます。コロナ共存時代においてこの年代は特に健康の変化に注意が必要で、ヘルスケアのニーズが高いと言えるでしょう。

【3】心身の至るところに不調が出現

次に、「不調が出現した」と回答した女性のうち各年代6名ずつ(計36名)に具体的な不調の内容を聞いたところ、新型コロナによる生活の変化に起因した様々な不調が心身の至るところに出現していることがわかりました。原因は、自粛生活や働き方の変化などによる生活サイクルの乱れでヘルスケア意識が低下したこと、過ごす時間が長くなった自宅内の環境が整っていないこと、自粛生活で普段とは違う行動が自宅内で発生していること、外出自粛のために思うようにヘルスケアができないこと、日常的な感染対策を続けていること、自粛生活における人間関係、ストレスなど、実に様々でした。中には、2月〜5月の短期間の間で10もの不調が出現した女性もいました。

もともとの不調・持病の有無に関係なく健康状態・美容状態にネガティブな変化が起きている様子からは、コロナ共存時代がもたらした新たな健康問題が見えてきました。

【4】コロナ共存時代の新たなヘルスケアを模索

他、36名には、各不調に対するセルフケア実施の有無やセルフケアの方法などについても聞きました(質問項目は以下)。

  • 新型コロナによる日常生活の変化で出現した健康・美容面の不調の内容(持病の悪化を含む)
  • 私が思う、不調が出現した理由
  • 出現した不調に対するセルフケアの有無
  • セルフケアをしている女性のみ:セルフケアの方法・頻度・その方法を選んだ理由、セルフケアの結果、セルフケアにあたり困ったこと
  • セルフケアをしない女性のみ:セルフケアをしない理由、セルフケアをしないことに対する不安や迷い

全体的には、自粛生活をしながらも入手できる商品やサービスを活用して積極的にセルフケアを実施する女性の姿が目立ちましたが、セルフケアにあたり、「どれが適切かわからず商品選びに困った」「(感染が怖いので)病院には行きたくない。かわりに市販薬を買おうと思ったが、店頭で薬剤師に相談できなかった」「病院で受診できない今、不安はどんどん大きくなる」「期待した効果がでない」「ネットで情報収集するも、広告が多すぎてどれが良いのか判断がつかない」など、セルフケアに自信を持てずに不安・不便・迷いを感じる声も多くありました。

また、自粛生活で平時と同じ美容ケアができなくなったことを機に、新たな価値観へとシフトし、美容ケアをポジティブに”放棄”する女性もいました。

外出自粛や感染対策を背景に、”新しい日常生活”が女性たちにさまざまな健康問題をもたらし、新たな悩み・不安・ニーズ・意識変化・行動変化をも生み出しました女性たちは今、”新たなヘルスケアの形”を模索しています。

調査概要

【調査対象・調査方法】

<調査対象>
全国の20~70代の女性340名
20代(n=27)8%、30代(n=58)17%、40代(n=100)29%、50代(n=98)29%、60代(n=44)13%、70代(n=13)4%

<調査方法>
①  340名の女性(※)にアンケート調査を実施
②  ①で、新型コロナウイルスによる生活の変化・働き方の変化が原因で「健康面・美容面で不調が出現した」または「持病が悪化した」と回答した各年代の女性6名ずつ(計36名)に、その具体的な内容などについてアンケート調査を行い、その後、電話またはメールにて個別にインタビューを実施。(※)当社ウーマンズが連携するモニター管理会社ラビッツ・コーコ保有の女性モニター

【調査実施日】

2020年4月17日〜5月29日

【調査名】

〜新型コロナで変化した女性の購買行動研究vol.3〜
新型コロナが女性にもたらした健康二次被害の実態調査

【質問内容】

(1)基本プロフィール

  • ニックネーム
  • 年齢
  • 居住地
  • 未既婚
  • 子の有無
  • 同居・別居家族の介護の有無
  • 同居の家族構成
  • 仕事の有無(有職者は仕事の内容も)
  • もともとある不調及び持病(FA)
  • 新型コロナの影響で変化した生活の変化(FA)

(2)本調査
<新型コロナによる生活の変化が原因で出現した健康・美容について>

  • 不調が出現した箇所(FA)
  • 不調の内容(FA)
  • 不調が出現した時期(FA)
  • 私が思う、不調が出現した理由(FA)
  • セルフケアの有無

<セルフケア「有り」の者のみに質問>

  • セルフケアの方法(FA)
  • セルフケアの頻度(FA)
  • そのセルフケアの方法を選んだ理由(FA)
  • セルフケアの結果(FA)
  • セルフケアにあたり、困った事・不安な事・不便な事・不満な事・迷った事など(FA)

<セルフケア「無し」の者のみに質問>

  • セルフケアをしない理由(FA)
  • セルフケアをしない事に対して、不安だった事・困った事・迷った事(FA)

※不調の数は回答者によって異なり、2〜10の回答を得ています。
※セルフケア「有り」の者が行ったケア方法の数は回答者によって異なり、1〜3の回答を得ています。

調査レポートの内容

調査レポートは、表計算ソフト(エクセル)での納品となります。各年代別にも販売しておりますので、貴社にご必要な年代のみを組み合わせてご購入いただくことも可能です。ご購入の際は、以下よりお選びください。

  • 20代(6名)
  • 30代(6名)
  • 40代(6名)
  • 50代(6名)
  • 60代(6名)
  • 70代(6名)
  • 20〜70代(36名)

お申し込み

お支払い方法は「銀行振り込み」と「クレジットカード決済」の2種をご用意しております。

【価格】
¥49,500(税込)/一年代(6名)

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<当社ウーマンズについて>

私たちは、女性ヘルスケア市場の調査研究・分析に基づいた、各種情報サービスを提供しています。女性学と性差ヘルスケアに基づいた女性特有のヘルスケア行動・消費・ニーズ・トレンドなどの情報をベースに、ヘルスケア企業様の女性マーケティングをサポートしています。強みは、女性ヘルスケア市場に特化して企業支援を行ってきた豊富な実績と、女性生活者の継続的な調査研究・分析により蓄積した知見とノウハウ。多様化・複雑化・高度化が進む、女性向けヘルスケアビジネスの課題を情報で解決します。女性生活者に売れる商品・サービスのシーズ探索、新規開発事業の検討、販売戦略立案や意思決定の材料としてウーマンズの各種情報サービスをぜひご活用ください。

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