疲れているのは男性より女性、最も疲れている年代は? 20~79歳の男女10万人を調査
20~79歳の男女10万人に実施した疲労に関する調査「ココロの体力測定 2024」の結果が公表された。疲労や休養に関する調査・研究等を行う日本リカバリー協会(神奈川・厚木)が、日本疲労学会等と共同で今年4月に実施したもので、今回で7回目。調査結果から、疲労状況が「高頻度で疲れている人」「低頻度で疲れている人」「元気な人」を抜粋した結果、「疲れている人(高頻度+低頻度)」は女性80.4%、男性76.1%と、女性の方が疲労傾向にあることがわかった。
年代別にみても、全年代で女性の方が「疲れている人(高頻度+低頻度)」が多く、特に若年層での男女差が目立つ。「20代」は女性89.7%に対し男性83%で6.7ポイントの差、「30代」では女性90.8%に対し男性84.2%で6.6ポイントの差と、女性の方が疲れている人が多かった。
調査では、都道府県別の疲労度ランキングも公表している。「疲れている人」「元気な人」は、特にどこに多いのか?
■「高頻度で疲れている人」の多い都道府県TOP5
1.岩手県(43.6%)
2.宮城県(42.3%)
3.東京都(41.6%)
4.福島県(41.3%)
5.千葉県(41.2%)
■「元気な人」の多い都道府県TOP5
1.和歌山県(26.4%)
2.徳島県(25.3%)
3.京都府(24.6%)
4.山口県(24.3%)
5.大分県(24.2%)
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