健康・美容・テックアイテムにもタイパの流れ、女性2万人の意識調査「OZ勢調査2023」発表

首都圏の女性向け情報サイト「オズモール(スターツ出版)」は今月、美容・健康、ライフスタイル、外食やおでかけ事情に関する2万人調査の結果を「OZ勢調査2023」にまとめ、発表した。調査では同サイト会員20,483人を対象に、「美容・健康」「ライフスタイル」「お出かけ」「外食」「旅」の5領域について聞いた。

 

【出典】スターツ出版(「OZ勢調査2023」の表紙)

 

「美容・健康、お金をかけているのはどちらか?」という質問では、「美容(25%)」「同じくらい(36%)」「健康(39%)」で、美容よりも健康重視派が多いことがわかった。「フェムケア」の言葉の認知は24%で前回調査と変わらず、「SDGs」の認知度と比べるとまだまだ浸透しているとは言えないことも明らかに。「今後取り入れてみたいフェムケアアイテム」の最多は「女性特有の症状に合うサプリ・漢方」。「美容・健康」領域の調査項目は以下。

  • 美容・健康、お金をかけているのはどちら?
  • 美容・健康で最近気になっていることは?
  • 健康のためにしていることは?
  • 今の自分の睡眠は何点?
  • 睡眠についての悩みは?
  • 睡眠の質を上げるために取り入れているものは?
  • 睡眠に関して今ほしいもの、取り入れたいものは?
  • フェムケアという言葉を知っているか?
  • フェムケアを取り入れてみたい?
  • 今後取り入れてみたいフェムケアアイテムは?
  • 女性特有の悩みはある?
  • どんな悩みがある?
  • 自分の生理は普通だと思う?
  • 生理の不調はある?
  • 美容・健康・ライフスタイルなどで憧れの人は誰?

結果を踏まえ同社のマーケティングチーム部長の倉持志信部長は、コロナ禍で長らく自粛していた期間が終わり、多くのことが数年ぶりに解禁になったことが感じられる調査結果となった、とコメント。新しい潮流として、美容・健康領域における女性たちのタイパ意識や、フェムテックの浸透を加速させるヒントについても言及した。

 

美容・健康ともに土台の大 切さを見直していながらも、タイパの波はこのカテゴリにも迫っています。 コンビニジムやスマートウォッチ、アプ リなど、何かをしながら効率よく、時間を有効に使って、美容・健康を実現した いと思っていることがうかがえます。フェムテックという言葉は、まだまだ浸 透には時間がかかりそうですが、タイパ の流れを受け、テックアイテムで「なが らケア」を手軽にできるようになれば、 浸透が進む日も近いかもしれないです。(引用:OZ勢調査2023)

 

結果詳細はこちら。アンケート回答で12月末までダウンロード可。

 

 

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