韓国で8万台超えのヒット商品が日本上陸、人間工学に基づいたEMSフェムテック
韓国で累計8万台以上を販売した人気のフェムテック商品が日本に初上陸した。座るだけで骨盤底筋を鍛えられるEMSのトレーニング機器「ボディドクター・フェムフィット」で、化粧品・雑貨事業のピエラス(大阪市)が販売する。家庭用と業務用、どちらでも使用可。198,000円(税別)。
特許取得の人間工学に基づく立体構造で、効果的に配置された電極ポイントがヒップ周りの筋肉にアプローチする。すでに国内で出回っている同様のトレーニング機器は「服を着たまま」が主流だが、ボディドクターはウェットシートや濡れた薄い布を敷いた上に、下着を脱いで直に座って使用する。電気刺激による効果をより高めるためという。
骨盤底筋群は骨盤の底に位置する筋肉の総称で、膀胱や子宮など骨盤内の臓器を支える役割がある。妊娠・出産や加齢、運動不足などによって弱ると、尿もれや骨盤臓器脱などの原因になることから、骨盤底筋トレーニングに関心を寄せる女性は多い。だが、意識しづらい上に鍛えづらい場所にある筋肉のため、正しくトレーニングできているかわからず、継続できず中断したり効果を感じづらいと不満を抱く女性は少なくない。こういった悩みを解決するのが、座るだけで鍛えられるトレーニング機器。
フェムテックのブームを機に、「座るだけで骨盤底筋をトレーニングできる」という椅子型の業務用機器を導入するサロンやクリニックは増えており、1回の施術20〜30分につき3,000円〜10,000円前後で提供している。
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