女性は「コンビニジム」より「スポーツクラブ」派? 利用率は低いも高い関心
従来のスポーツクラブよりも会費が安価で、また短時間で利用できるといった手軽さを売りにした、いわゆる「コンビニジム」が今年は話題だ。ライザップが運営する「チョコザップ」が代表例。月額2,980円(税抜)で、24時間365日使い放題。トレーニング機器はもちろん、マッサージチェア、セルフエステ・ネイル・ホワイトニング・脱毛も利用できる。着替え不要で、靴の履き替えも不要。まさにコンビニ感覚で通えるジムだ。
SNSの投稿やネット上でも情報が増えているが、実際はどれくらいの女性がコンビニジムを利用し、関心を持っているのか?三菱UFJリサーチ&コンサルティングとマクロミルが共同で実施した「2023年 スポーツマーケティング調査」によると、女性の「大型・総合系スポーツクラブ」の利用率は6%で、「コンビニジム」は2.9%だった。だが「利用したい」と考えている関心層は、「大型・総合系スポーツクラブ(10.4%)」より「コンビニジム(14.1%)」の方が高かった。今のところコンビニジムの利用率は低いが、需要は確かにありそうだ。なお年齢別では、若年層の方が利用率が高いことがわかった。
【編集部おすすめ記事】
■スポーツ参加市場規模1.4兆円、コロナ禍以降のスポーツ関心層減少に歯止め
■40代女性の体力が低下傾向、スポーツ庁
■10代女子が好きなスポーツランキングTOP10と、その理由
■運動無関心層の女性、何に興味ある?
■【出展社募集中!!】第2回 ジェンダード・イノベーションEXPO