第一三共×カラダノート、女性のライフステージに応じた健康課題解決に向け共同実証

妊娠・育児支援アプリを手掛けるカラダノートと第一三共ヘルスケアは今月14日、女性のライフステージに応じた健康課題の解決に向け、共同実証を開始したと発表した。

第一弾は、ママの睡眠ソリューション検討に向けた共同実証。両者が乳幼児の子どもがいる人を対象に子育て世帯の睡眠実態を調査したところ、一般的に推奨される1日の平均睡眠時間が「7〜9時間」のところ、「7時間未満」と回答した人が92%を占め、さらに、夜中に起きる回数は「2〜3 回」が52%、「4〜5回」または「それ以上」が31%で、全体の8割以上が細切れ睡眠で十分に心身を回復できていないことがわかった。カラダノートが実施した別の調査では、赤ちゃんの夜間の寝かしつけは9割の家庭においてママが担当しており、特に生後1年は赤ちゃんの生活リズムが整わず、ママの負担が大きい傾向があったという。こういった背景から、ママの睡眠ソリューションに焦点を当てた。

共同実証を踏まえ両者は今後、子育て世帯の睡眠不足を改善する製品の共同開発と合わせ、女性のライフステージに応じた健康課題の解決に向けた事業化の検討を進める。

 

【レポート】売れるフェムテックの開発と販売戦略

フェム系商品・サービスのマーケティング戦略に役立つレポートをご用意しています。売れ行きに課題を感じている/販売スピードを加速させたい/流通量を増やしたい/戦略のPDCAを行いたい事業者様は、ぜひお役立てください。詳細・レポートのお申し込みはこちら

フェムテックレポート ビジネスモデル、需要性、課題

 

 

【編集部おすすめ記事】
診断用の月経パッド、タイム誌が選ぶ2024年の画期的な発明品
現役の産婦人科医と探索する女性患者の未充足ニーズ
フェムテックトーキョー事務局長に聞いた市場の変化
フェムテックもステルス化、行動変容不要の最新のヘルスケア事例
女性ヘルスケア白書 市場動向予測2024 〜健康トレンド・業界動向・女性ニーズ〜

PAGE TOP
×