Apple Watchで妊産婦の新しい健康管理、母子健康手帳デジタル版と連携
Apple Watchを活用した妊産婦ケアの試みが始まった。妊産婦支援アプリ「母子健康手帳デジタル版」を運用するNPO法人ひまわりの会が、母子愛育会総合母子保健センターと共同で開始した取り組みで、Apple Watchで測定したヘルスケアデータを、「母子健康手帳デジタル版」を通じてクラウド保存し、データから健康状態に問題が疑われる場合に、医療対応につなげるというもの。
同会は今年7月に、Apple Watchの画面にマタニティマークを表示させたり、画面のタップで陣痛などの緊急時に119緊急通報できる「デジタルマタニティマーク」をリリースしており、今回はその機能拡充に向けた試験運用となる。今回の成果をもとに、デジタルソリューションを通じた妊産婦の健康管理の普及を目指す。
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