7割の女性が子育てで孤独を経験、職業や子の年齢が背景に

子育て中に孤独を感じたことがある女性は7割以上(74.2%)いることが、地域コミュニティアプリを運営するPIAZZA(東京・中央)が実施した調査でわかった。対象は、子育て中または子育て経験者の女性806人、男性172人。孤独を感じたことがある男性は35.5%で、女性の方が孤独を感じやすいことを明らかにした。具体的には、どのような属性の女性がどのような場面で孤独を感じやすいのか?

孤独を感じやすいのは、専業主婦

職業別にみると、最多は「専業主婦(主夫)」で78.0%。全体平均67.1%より10.85pt高く(※)、家族以外の人との繋がりや社会との接点が少ないことが背景にあると考えられる(※)「よく感じる」「ときどき感じる」の計

子育て中に孤独を感じる人の職業別割合

【出典】PIAZZA

 

孤独を感じやすいのは、子どもが0歳の時

孤独を感じやすい時期は子どもの年齢も関係しており、孤独を感じたことがある男女に、「子どもの年齢がいくつの頃に孤独を感じたのか」と尋ねたところ、こどもの数に関わらず、最多は「0歳」。特に第一子が0歳の時に孤独を感じる人が多い。

子育てで孤独を感じたこどもの年齢

【出典】PIAZZA

 

孤独を感じやすいのは、子どもと2人きりでいる時

孤独を感じる瞬間についても聞いており、「どんな時に孤独を感じるか」を尋ねたところ、男女共に最多は「子どもと二人きりでいる時」で女性59.4%、男性は47.5%。2位以降で男女差が現れ、特に女性が孤独を感じやすい瞬間は、「大人と話す機会がない時」「子育て仲間の輪にうまく入れない時」「実家・義実家に頼れない時」「近所に悩みを共有できる友達がいない時」「パートナーが子育てに非協力的な時」。

子育てで孤独を感じた瞬間

【出典】PIAZZA

 

 

 

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