シャープ、AIoT家電が1,000機種を突破 睡眠計測センサーとエアコンの連携など
シャープが販売するAIoT家電が、今年9月に累計1,000機種を突破した。「AIoT」は、「AI」と「IoT」を組み合わせた同社による造語で、家電をクラウドのAIとつないだ製品のこと。第一号は、2016年5月発売のモバイル型ロボット電話「ロボホン」。自宅にいる子どもと仕事中の親を動画やメッセージで繋いだり、家族の行動やコミュニケーションをサポートする。以下はロボホンの紹介動画。
ロボホンの発売以降は、キッチン家電や生活家電、空調機器、テレビなどさまざまな製品でもAIoTを展開。キッチン家電のレシピダウンロードサービスや地域の天気情報と連動した空調機器の運転制御をはじめ、商品の利便性を高める機能やサービスの拡充に取り組んできた。
2019年5月には、スマート家電やIoTデバイスを一元管理できるスマートホームアプリ「COCORO HOME」の提供を開始(今年3月にユーザー登録100万人を突破)。冷蔵庫やエアコン、洗濯機など、家中の家電製品をリモートで制御したり指示を出すことができるアプリで、同社製の家電にとどまらず、他社製の家電や見守りサービスなどとも連携。例えば2023年には、同社のエアコンとパラマウントベッドの睡眠計測センサーをつなげた。
現在AIoT家電は、「冷蔵庫」「洗濯機」「空気清浄機」「エアコン」「スマホ」「テレビ」など12カテゴリーで展開。今後もAIoTの普及拡大を目指すとしている。
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