潜在看護師を発掘 各地の「健康管理人」に育成するプロジェクト開催

「潜在医療従事者」の新たな職域創出を目指す一般社団法人ナイチンゲールスピリット連盟(東京・中央区)と、PINK CROSS PROJECT実行委員会は、2017年11月1日に「PINK CROSS PROJECT 2017」を都内で開催する。PINK CROSS PROJECTは、全国に眠る70万人といわれる「潜在看護師」を各地域の「健康管理人」として育成し、2020年に7万人の創出を目指す活動で、今回で4回目の開催となる。

画像:PINK CROSS PROJECT 2017

日本には医療関連の国家資格を持ちながら離職状態にある「潜在医療従事者」が多く、看護師だけでも全国におよそ70万人いると言われている。ナイチンゲールスピリット連盟とPINK CROSS PROJECT実行委員会は、その眠っているマンパワーに働きかけ、新たな職域を創出することで、地域社会全体の健康を確保することを目指す。PINK CROSS PROJECT 2017で掲げる主要テーマは次の通り。

  • 看護師が管理人を務める、地域医療の拠点となる相互扶助異世代シェアハウス「ナイチンゲールハウス」
  • 地域における災害弱者のデータベース化と災害時の生活再建支援を担う「地域を守る“防災ナース”構想」
  • 地域医療と連携した、在宅でのテレワーク型の新しい働き方「遠隔看護」

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