日本最大の発電会社、50億円規模のフェムテック/ウェルビーイングのファンドに出資

東京電力ホールディングスと中部電力が折半出資している日本最大の発電会社ジェラ(JERA)は先月26日、女性のウェルビーイングに特化したベンチャーファンドに出資したと発表した。

投資会社のネクストブルー(東京・中央)が立ち上げたファンドで(NEXTBLUE 2号ファンド)、共同通信の報道によると、ジェラの出資額は数億円程度とのこと。同ファンドは女性のウェルビーイングに特化し、50億円を目標にファンドレイズを開始、2024年末のファイナルクローズを予定している。フェムテックを含めた女性のウェルビーイング領域で国内外のスタートアップに投資し、昨今注目されているDEIB(Diversity Equity Inclusion and Belonging=多様性,公平性,包括,帰属)の実現を目指す。

ジェラ内でCVC活動を行う「JERA Ventures」は、注目技術領域の一つを「ウェルビーイングやフェムテック」としている背景から、NEXTBLUE 2号ファンドへ出資。今後、出資を通じてつながったスタートアップとの共創を図っていく。

 

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