女性に多い、クレプトマニア
クレプトマニアとは窃盗症(病的窃盗)のこと。万引きを止めたくても、意思の力では止めることができない依存症で精神疾患の一つ。
盗みたいという衝動により対象行為時は緊張感を味わい、成功時に開放感・満足感を得るといわれています。実は、盗む物や結果に対してはあまり関心がなく、一般的にはほとんど価値がない物だったというパターンが多いです。盗んだ物は、捨てたり未使用のまま放置する、他人への譲渡の他にまれに現場へ返却される場合もあります。これは、いわゆる「利益のための窃盗」ではなく「窃盗のための窃盗」。(引用:榎本クリニック「クレプトマニアデイナイトケア」)
クレプトマニアは女性の方が多いと言われている。2017年と2018年に、女子マラソン元日本代表選手が万引きで逮捕され、自身がクレプトマニアであることを告白したことで「クレプトマニア」が広く知られるようになった。テレビ番組がクレプトマニアについて取り上げる例も増えている。
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