行動変容効果は抜群、老け顔アプリで自分の顔を未来予測

動物の耳や鼻などを自分の顔に合成したり、写真の中の人物の顔を入れ替えて “変身” を楽しむカメラアプリSNOW(スノー)を始め、美肌加工やシェイプアップ加工で簡単に自分の顔やボディラインを “盛れる” スマホアプリは、今、若い人の間で大人気だ。スマホの普及で自撮りをする機会が増え、さらに撮影した写真をSNSにアップしたり友達や家族など周りの人と日常的に共有するようになったことで、「自撮り写真をキレイに見せいたい。おもしろくかわいく見せたい」ニーズは高まるばかり。

そんなニーズをつかみ自分をかわいく見せるアプリは増える一方。だが最近は”かわいくない” 自分を見せてくれるカメラアプリも話題だ。自分の顔が数十年後の老けた顔に変換される “老け顔アプリ” 。変換された顔にはシミ・シワが加えられ、フェイスラインも崩れている。リアルな変身に「私、30年後はこんな顔になるんだ…」と悲しいやらおかしいやら。男性や若い人ならネタとして笑えるだろうが、シミ・シワ・たるみなどのエイジングサインがくっきりと出現してくる30代40代以上の女性にとってはショッキング。

だが、これをきっかけに「こんな顔になりたくないから、ちゃんと毎日お手入れしなくては!」と美容に意気込む女性は多いはず。中年期の女性の美容行動を促すなら、「キレイな自分」をイメージさせたりワクワクさせるより、たまには「ひどい自分」をリアルにイメージさせる方が現実味があって効果は高いかも。最後に、老け顔アプリを自分で試してみたい方にいくつかアプリをご紹介。

  • AgingBooth
  • Oldify -老け顔メーカー-
  • Lensical


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