ママを支える人気企業・ブランド・サービスは? 「ママサポート大賞」を受賞した20社
女性誌『VERY』を発行する光文社が、子育てをしながら働くママを支える企業・ブランド・サービスを表彰する初のアワード「ママサポート大賞」を発表した。審査は、同誌の編集部と外部識者、一般読者によるアンケートなどをもとに実施。大賞、最優秀賞、優秀賞、VERY賞に、全20社を選定した。
目次
受賞結果
アワードは、出生数が過去最低となり、子育てが急激にマイノリティになりつつある中で「家事育児におけるワクワクを増やしたい」「育児に新しい価値を提供したい」との思いから始めたもの。同誌編集長の羽城麻子氏は、「商品やアイテムの魅力はもちろん、製作者の熱い想いやストーリーを紹介することが『子育ては孤独じゃない』というメッセージにも繫がるのではと考えている」とコメントしている。
大賞:育児記録・共有アプリ 「ぴよログ」
大賞を受賞したのは、育児記録・共有アプリ 「ぴよログ(株式会社ぴよログ)」。簡単な操作で毎日の育児記録ができると、多くの読者が利用。「育児は孤独じゃないと思えた」と、多数のママから支持を集めた。
・子どもの生活リズムを把握し、問題点が見えることで素早く改善に取り組めます。実働を夫に可視化して伝えることで、育児分担もしやすく(読者・MKさん)
最優秀賞:フードデリバリー「つくりおき.jp」
最優秀賞は、フードデリバリーサービスの 「つくりおき.jp(株式会社Antway)」。食事づくりの負担から解放され、「救われた」と評価するママ多数。ワンオペや出産前後の対策としてだけでなく、仕事や子どもと向き合う時間を確保するために利用しているという声も。
・第二子出産後は毎週頼りました。スーパーに行くことなく帰宅後10分でご飯完成。毎日1時間余裕ができます(読者・HTさん)
・美味しく味も濃くないので子どもたちもよく食べます。今は3人目妊娠中で、ますます助けられている日々です(読者・AUさん)
最優秀賞:赤ちゃんを見守る「ベビーモニター」
二つ目の最優秀賞は、赤ちゃんの様子をモニター機で見守りできる「ベビーモニター(パナソニック エンターテインメント&コミュニケーション株式会社)」。安心感あるブランドと使いやすさが人気を押し上げ。「自由時間が得られて気持ちが楽になった」と高く評価するママが続出。
・寝相を夫婦で見るのが楽しみに。寝ている姿を見ながらゆっくりする時間ができて精神的に余裕を持てるように(読者・KSさん)
・これがなければ自由時間は作れない!と思うほど。別室にいてもモニターを見ながら作業できるので安心です(読者・YMさん)
優秀賞
- 紙おむつとおしりふきのサブスク「手ぶら登園(BABY JOB株式会社)」
- 産後ケアホテル「マームガーデンリゾート葉山(株式会社マムズ)」
- AI見守りロボット「BoTトーク(ビーサイズ株式会社)」
- レコルト「自動調理ポット(ウィナーズ株式会社)」
- Poledの送風機付きクールシート「エアラブ4プラス(コマースメディア株式会社)」
VERY賞
- はじめての食材応援食「paqupa(株式会社fufumu)」
- 乳児用液体ミルク「アイクレオ 赤ちゃんミルク(江崎グリコ株式会社)」
- 哺乳瓶スチーム除菌・乾燥器「ポチット(ピジョン株式会社)」
- 育休に代わる言葉「育業(東京都)」
- “習い事ごはん問題”を解決「クノール すうぷもっちー(味の素株式会社)」
- ハイアールの「FUWATO乾燥機(ハイアールジャパンセールス株式会社)」
- ジーノの「アミノシューティカル クリーム(味の素株式会社)」
- THE NORTH FACEのユニセックスアウター「CRストレージジャケット(株式会社ゴールドウイン)」
- プロジェクター型絵本「DREAM SWITCH(株式会社セガ フェイブ)」
- 家事代行「30min.(三菱地所株式会社)」
- 冷凍幼児食「Kidslation(パッチワークキルト株式会社)」
- ストッケYOYO のコンパクトベビーカー(ストッケ株式会社)
受賞結果は、今月7日発売の11月号に掲載。受賞理由などはウェブで紹介。
人気商品の分析で明らかに、「女性の健康消費を促す基準」は?
女性たちに人気のヘルスケア商品には、どんな共通項があるのか?ヒット商品を中心に、人気を集める話題のヘルスケア商品のユーザー評価を徹底調査・分析し、各商品の人気を支える「高評価要素」と、「共通項」をリサーチ。共通項からは、女性の健康消費をおこす「マーケティングの新基準」も見えてきました。マーケティング戦略立案のヒント満載です。レポート詳細・お申し込みはこちら。
【編集部おすすめ記事】
■孤軍奮闘の育児で頼りはAIママ・パパの4割「育児にAIを活用」 悩み相談や体調管理に
■働くママの自炊意識・行動・タイパ向上の方法を調査 栄養バランス最重視
■プレママ・ママが「使って良かった」マタニティ&ベビー用品、ランキング発表
■未就学児の育児をしている女性は何歳代に多い? 年代別数(10〜50代以上)
■女性ヘルスケアビジネス戦略ハンドブック2025 市場全体像とマーケティング基本施策