「日本サブスク大賞2024」発表、小児科医らと開発した食育サブスクや医療通訳支援のSaaS型サービス
優れたサブスクサービスを決定する「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」。今月4日、受賞サービスが発表された。日本サブスクリプションビジネス振興会(東京・渋谷)が2019年から始めているアワードで、「お得」「悩み解決」「便利」「新規性」「成長性」「安全性」の6項目で評価する。グランプリを受賞したのは、AIの相手とストレスフリーで英会話ができるAI英会話アプリ「AI英会話スピークバディ(株式会社スピークバディ)」。ヘルスケア分野では、2つのサービスが受賞した。
小児科医らと開発、離乳食・幼児食のサブスク
シルバー賞を受賞したのは、離乳食・幼児食のサブスクサービス「the kindest(株式会社MiL)」。子どもの月齢に加え、一人一人の食の好みやアレルギー対応に合わせて商品を届ける。「赤ちゃんからの食育」をテーマに、小児科医・管理栄養士・シェフと共同開発した。例えば離乳食デビューとなる生後5ヶ月目には、舌を使いながら飲み込む練習ができるメニューを。離乳食中期の7ヶ月目は、食べ物を舌で潰して飲み込む練習ができるメニューを提供する。
医療通訳を支援するSaaS型サービス
特別賞を受賞したのは、医療機関と患者の医療コミュニケーションを支援する多言語対応の「MedicalTalk Global(株式会社 iMedical)」。インバウンド旅行者や、加齢性難聴者、先天性聴覚障害者は、医療機関の受診時に言葉や言語の壁があり、患者、医療機関の双方で課題を抱えている。同ソリューションは、受入れ医療機関向けに提供するSaaS型サービスで、多言語のみならず、やさしい日本語にも対応。
女性に人気のヘルスケア商品は、何が評価されてる?
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