全身麻酔の替わりにVR 療養中児童の苦痛軽減へ
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マイノリティヘルス
レノボはスターライト・チルドレン財団と協力して、療養中児童の苦痛軽減を実現するVRを開発した。全身麻酔下で施される治療において、全身麻酔を使わずにVRを使用することで、患者は痛みに耐えることができるようになるという。全身麻酔が必要だった子どもたちは最小限の投薬で意識のあるまま治療を受けられる。VRによって患児は不安な気持ちが和らぎ、意識がある状態でも痛みを伴う治療を受けることができ、回復までの時間短縮と減薬が可能になった。VRを使った治療の様子は以下の動画で紹介されている。
このVRテクノロジーを組み込んだヘッドセットが利用できるのは、コロラド小児病院をはじめ米国内に数百あるスターライト・チルドレン財団提携医療施設。
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