女性のニッチな悩み「おへそ」 美意識と治療法

体へのコンプレックスはさまざまあり、人それぞれにニッチな悩みを抱えているものだ。今回はそんなコンプレックスの中から「おへその悩み」をテーマに取り上げてみた。美容医療の分野でへそ形成はどのように取り扱われているのだろうか。美容医療の専門サイトalluxeWEB

おへその悩みは「人と少し違う」こと

おへその悩みは主に形状に関することで、やはり「人と少し違う」のが恥ずかしいという方が多い。新生児の時の処理、また成人してからの手術の結果、出産などによって、おへそはいろいろな形になる。おへそは顔やボディラインのように、日常的に人目にさらされるわけではないが、ビキニタイプの水着を着る場合や温泉旅行など、人付き合いがプライベートなものになればなるほど、おへそを目にされる機会は増えてくる。へそを出すファッションをコンプレックスなく楽しみたい人もいるだろう。

コンプレックスがあると、周囲が意識することが少ない部位であっても、人の視線を感じて大きな心理的苦痛となり、健康面ではマイナスがなくてもへその形を変えたいと願う女性は少なくない。

へその悩みでは、一番メジャーなところで「でべそ」があるが、他にもおへそが極端に小さい、細すぎておへそというよりも筋に見える、くぼみが浅すぎる、ほとんどおへそが無い、などがある。おへそを修正したい方が思い描く理想の形は十人十色だ。縦長の小ぶりな形、まん丸型など、全体的に小さな方が人気が高い。

しかし、特におへそが極端に小さかったり、そもそも埋まってしまって無い方の場合は、少し大きめのおへそを希望する場合がけっこうあるそうだ。また、少数派だが、逆にあえて「でべそ」への憧れを抱き、形成手術を受ける人もいる。でべそのあのちょこんとした姿にたまらない愛らしさを感じる人がいるのだ。

おへその外科手術は美容医療? 一般医療?

まず心に留めておきたいのが、おへそは妊娠出産という生命活動のど真ん中のしるしであり、また臓器に距離が近いお腹の真ん中にある。そもそも美容医療の範疇なのか、普通の形成外科で受けるべきものなのか、まずはそこから医師に相談することが大切だ。もし、普通の医療の範疇なら保険診療で手術を受けられる。特に、「でべそ」の主要な原因のひとつである「臍(さい)ヘルニア」は、成人の場合は壊死などの危険もある歴とした「病気」として診断され、保険診療なので費用を抑えることができる(ただし、仕上がりの見た目は考慮されない)。また出産や手術の結果からおへそがなくなってしまった場合でも、まずその時に関わった医師との面談から始め、形成外科を紹介してもらうのが一般的だ。健康面では問題がなく、単純におへその形をキレイに整えたいと願う場合は美容医療の出番となる。

どんな手術を行うの?

でべその修正は、「臍ヘルニア」の場合は、飛び出してしまっている腸を抑えるために臍輪を閉じる手術が必要になる。これは美容医療とは異なる健康のための手術だ。軽微なでべそなら直接ステロイドの注射をするだけで原因となっている瘢痕を柔らかくして改善できる場合もある。しかし、一般的には簡単な手術を行うことが多いだろう。局所麻酔をしてから、でべその芯になっている瘢痕を切除する手術で、重症な「臍(さい)ヘルニア」でない限りは日帰りでOKだ。ダウンタイムはなく翌日からはシャワーを浴びることもできる。運動はしばらくは避けなくてはいけないが、日常生活はすぐに取り戻すことができる。

へその形成手術は、皮膚部分の形状を整えて、希望の形にドテと窪みを作る手術で、それほど重い手術ではない。保険適用であれば数千円〜数万円で済むが、自由診療では15万円~20万円はかかる。保険適用の場合は、外見的な改善の追及は難しいと思うので、魅せるへそに強くこだわりがあるなら美容医療に相談してみるべし。

おへそは体の中心で、見下ろすとすぐそこにある。自分で見やすいので、その分だけ、おへそに不満があるとじわじわと自己評価が下がってしまう人もいるだろう。おへその手術そのものはそこまで重たいものではないので、悩める人は考えてみてもいいかもしれない。

【執筆】株式会社alluxe

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