新たに乳がんの女性9万人 1枚試着で10円寄付 ワコールのキャンペーン
下着のワコールグループでは、乳がんの早期発見・早期診断・早期治療支援活動である「ピンクリボン活動」の一環として、全国約2,000店舗の下着売場で2017年10月1日(日)~31日(火)まで、「ピンクリボン・フィッティングキャンペーン」を実施する。
期間中に店頭でブラジャーを1枚試着するごとに10円が、ワコールからピンクリボン活動団体に寄付される他、店頭で乳がんや乳がん検診についてわかりやすくまとめた啓発小冊子を配布したり、乳がんの知識がクイズ形式で学べる「ピンクリボン検定」をワコールのホームページ上で実施する。
国立がん研究センターが先日発表した2017年のがん統計予測によると、2017年に新たにがんと診断される人は101万4000人(男性57万5,900人、女性43万8,100人)。そのうち乳がんになる女性は89,100人で、女性の罹患率で最も多いと予測されている。しかし、乳がんは早期発見・早期治療で治癒できる病気であるため、乳がん検診の受診が重要だ。ワコールは、女性がバストと向き合える機会を提供することで自己検診や定期的な乳がん検診の大切さを訴え、乳がん早期発見の促進を支援する。
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