女性11人に1人が乳がんに ピンクリボンフェスティバル 有楽町ピンク色に
女性のがんの中でもっとも罹患数が多いのが乳がん。国立がん研究センターがん情報サービスによると、日本人女性の11人に1人が乳がんにかかっているが、検診受診率は41%(2013年)と国際的に見ても非常に低い。そんな乳がんの知識と検診の大切さを伝えるため今年も、ピンクリボンフェスティバルによる啓発イベントが各地で開催される。
シンボルカラー「ピンク」各地でライトアップ
ピンクリボンフェスティバルと言えばピンクライトアップ。都市部ではすっかりお馴染みになり、ライトアップを見て「ピンクリボンの時期がきた」「検診に行こう」と乳がんについて考える女性も増えているだろう。10月1日(日)を中心に、今年は次の場所でライトアップされる。
東京
- 東京都庁
- レインボーブリッジ
- 六本木ヒルズ
- 表参道ヒルズ
- 虎ノ門ヒルズ
- 日本看護協会
- タワーホール船堀
神戸
- 神戸ポートタワー
- ホテルオークラ神戸
- モザイク内大観覧車
- 明石海峡大橋
仙台
- 仙台城跡伊達政宗公騎馬像、本丸北壁石垣
企業による啓発イベント開催
エスティローダーブループはピンクリボンキャンペーンを行っており、今年で25年目を迎える。乳がんのない世界を目指し、今年は東京・有楽町をピンク色に染めるイベントを開催する。ピンク色の壁に囲まれた巨大迷路の中で、乳がんに関するクイズにチャレンジしながらゴールを目指したり、ピンク色のドリンクやフードを楽しめる「ピンクカフェ」、ピンクの羽が舞うフォトスポット内での撮影を楽しむなど、「ピンク」をキーワードに女性に向けて乳がんの知識啓発を図る。
10月はがんについて考えたい1ヶ月
ピンクリボンフェスティバルが開催される10月は、「がん検診受診率50%に向けた集中キャンペーン月間」「乳がん月間」とも重なっており、がんに関する話題が増える時期だ。官民一体となってがんについて考えたい1ヶ月だ。
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