本格的な脱毛を手軽に 「サロンよりも自宅派」人気の理由は? 

数十円〜数百円という驚きの低価格で脱毛を契約できるサロンが人気を集める一方で、セルフで本格的に脱毛できる “家庭用脱毛器派” の女性が増えている。楽天やアマゾンなどの通販サイトには、選択に迷うほど脱毛器が種類豊富に並ぶ。

価格よりも価値は“利便性”

人気の脱毛器を見てみると、現在アットコスメのボディケア美容家電のカテゴリーランキングで1位にランクイン( 2018.9.18時点)しているヤーマンの脱毛器レイボーテRフラッシュPLUSは58,000円。楽天の脱毛器ランキングに並ぶのは1万円〜7万円と、価格に幅はあるが手軽に購入できる金額ではない。商品によってはサロンのキャンペーンをうまく利用して契約する方が安く済ませられる場合もあるのに、家庭用脱毛器が一定の人気を保っているのはなぜか?「自宅派」の購入者レビューを覗いてみると、サロンを利用せずにセルフ脱毛をする理由が見えてくる。価格よりも利便性に価値を見出す女性たちが多いようだ。

  • サロンに都度予約をして出かけるのが面倒。自宅で自分の好きな時間に脱毛をしたい。
  • サロンを探したり、脱毛の説明を受けたり、契約をするのが面倒。
  • 子どもが小さいため家を空けられない。家庭用脱毛器なら自宅にいながら本格的に脱毛できる。
  • 仕事が忙しくて、サロンに通う時間をつくれない。時間をやっとつくれても、通っているサロンで予約を取れず。サロン通いは不便。
  • 以前サロンで脱毛をしたが、体のあちこちにわずかに毛が生え始めた。しかしまた再度契約したり通うほどの毛量ではないので、家庭用の脱毛器で十分。
  • サロンに通う時間と手間を考えたら、数万円を出してでも脱毛器はコスパが良い。
  • サロンに通うだけの時間的な余裕も金銭的な余裕もない。
  • 毛が濃い夫や子どもも一緒に使えるので、コスパが良い。

20代女性を対象にした脱毛予算に関する調査(NII-NA調べ,2017)では、「脱毛サロンにかける予算は1万円未満(29%)」に対し「カミソリ・毛抜きにかける予算は1〜5万円(22%)」「家庭用脱毛器にかける予算は5〜10万円(14%)」という結果が出ており、高額でもセルフケアにお金をつかう女性たちの存在が明らかになっている。

美容や健康関連のタスクが多い現代の女性にとって、予約やサロンに通う手間を省き自分のペースでケアできる価値は魅力だ。家庭用脱毛器の機能性が向上していることもあり、自宅派の女性は今後さらに広がりを見せそう。

 

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