「ブランドの知名度や受賞歴」VS「口コミ」、女性が重視するのはどっち?

ブランドの知名度や受賞歴よりも口コミの評判を重視するのは、女性41.0%、男性30.3%で、女性の方により見られる傾向であることが、消費者庁の「令和5年 消費者意識基本調査」でわかった。普段からパソコンやスマホを利用している15〜80歳以上の男女(女性2,254人、男性2,185人)に「ブランドの知名度や受賞歴よりも、口コミの評判を重視するか?」と聞いた調査で、女性の年代別では、その傾向は特に10〜40代で顕著にみられた。

【画像】消費者庁「令和5年度 消費者意識基本調査」より編集部作成(質問は「ブランドの知名度や受賞歴よりも、口コミの評判を重視するか?」で、グラフは「とても当てはまる」と「ある程度当てはまる」の計)

 

ブランドや商品の知名度アップを目的に広告宣伝強化や各アワードの受賞に躍起になる企業は多いが、基本はやはり、良い口コミをしてもらうための真摯な商品づくり。これに尽きると言えそうだ。

【出典】令和5年度 消費者意識基本調査より編集部作成 (質問は「高評価の口コミより低評価の口コミを、より重視するか?」で、自分自身の考えに当てはまるものを選択してもらった年代別の結果)

 

 

 

 

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