ユニ・チャーム×豊田通商、ケニア市場での生理用ナプキンの販売が好調 本格展開に向け法人設立
ユニ・チャームと豊田通商は、ケニアで生理用ナプキンを生産・販売する合弁会社を年内に設立すると発表した。
ユニ・チャームと豊田通商のグループ会社CFAOは2023年から、エジプトで生産したユニ・チャームの生理用ナプキンを輸入しケニアで販売してきた。今年1月にはケニアでの生産・販売を開始。計画を上回るペースで販売が伸びていることから、ケニアでの事業拡大を本格化するため法人設立を決めた。商品開発の体制を整え、周辺国への輸出展開も目指す。多くの女性がいまだに日常的に生理用ナプキンを利用できていないケニア市場の状況を改善し、女性の社会進出に貢献したいとしている。
【編集部おすすめ記事】
■発売1年で400万枚突破、大王製紙のショーツ型ナプキンは従来品の”不”を解消
■シャープの開発秘話、公共施設向け「生理用ナプキンIoTディスペンサー」防災備蓄品活用
■人気のヘルスケア商品分析で明らかに、「女性の健康消費を促すマーケティング」は?
■世界環境デー ヘルスケア企業の取り組み ユニ・チャーム、ゴールドウィンなどの事例
■売れるフェムテックの「開発」と「販売戦略」 17の障壁と対策