聖マリ×シンバイオシス、女性のがん死亡1位「大腸がん」の早期発見に向けた研究を開始
聖マリアンナ医科大学と、腸内細菌叢の検査・分析事業のシンバイオシス・ソリューションズ(東京・千代田)が、大腸がんの早期発見に資する腸内細菌叢検査の開発に向けた共同研究を開始した。
大腸がんは、がんによる死亡原因として女性では最も多く、男性では肺がんに次いで2番目に多い。中年期で発症リスクが急増することから、中年期の男女を研究対象に、中年期における早期大腸がんと腸内細菌叢の関連を明らかにする。感度・特異度ともに高い検査法の開発にも取り組み、大腸がん早期発見率の向上を目指す。
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