2024年4月施行の「改正障害者差別解消法」とWebアクセシビリティ、セミナー開催 ミツエーリンクス
Webデザインやシステム開発のミツエーリンクス(東京・新宿)は1月、「改正障害者差別解消法とWebアクセシビリティ」をテーマにしたオンラインセミナーを開催する。
障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律、いわゆる「障害者差別解消法」の改正法が2024年4月1日に施行されるのに合わせて開催するもので、同法のポイントや、同法とWebアクセシビリティの正しい捉え方について解説する。改正障害者差別解消法に関心のあるWeb担当者や、Webアクセシビリティの継続的改善に取り組みたいWeb担当者向け。以下はセミナー開催の背景。
障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律、いわゆる「障害者差別解消法」は、2016年4月1日から施行されています。その後、2021年5月28日に改正され、その改正法がいよいよ2024年4月1日から施行となります。
改正のポイントは、事業者による障害のある人への合理的配慮の提供が義務化されることです。改正前は努力義務と呼ばれる扱いでしたが、これが国・都道府県・市町村などの行政機関等に対してと同じく、改正後は法的義務となります。
この改正内容をめぐって、一般企業に対しWebアクセシビリティの対応が義務化されるとか、あるいはJIS X 8341-3/WCAG2でいう適合レベルA以上を満たすことが求められるといった、正確ではない情報の流通が一部で認められます。
多様なユーザーが、多様な利用状況においてアクセスする必要から、今やあらゆるWebサイトにおいてアクセシビリティは不可欠の品質です。従い、Web担当者がアクセシビリティの継続的改善に取り組むのは、改正障害者差別解消法の如何を問わず必要なことですが、同法と取り組みの関わりは正しく捉えるべきでしょう。
そこで今回、企業のWeb担当者の皆さまに向け、改正障害者差別解消法を正しく理解し、また改正法の施行に正しく備えるための機会として、オンラインセミナーを企画・開催いたします。ご多忙中とは存じますが、皆様のご参加を心よりお待ちしております。(引用:ミツエーリンクス「Web担当者のためのピンポイント講座 改正障害者差別解消法とWebアクセシビリティ」)
2024年1月18日15時からオンラインで開催。聴講無料。詳細と申込みはこちら。
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