ウェブ上の医療広告、違反事例の解説書を公開 厚労省
厚労省は今月、医療機関や広告制作会社、自治体などに向け「医療広告規制におけるウェブサイトの事例解説書(第3版)」を公開した。医療広告に関する規制の内容や、実際に抵触が認められた事例をイラスト付きでわかりやすく解説したもの。
虚偽広告、誇大広告、体験談、ビフォーアフター写真など、広告が禁止されている項目・事例や、バナー広告やリスティング広告など広告にあたって注意が必要な事例をまとめている。
近年、美容医療機関などにおいて消費者トラブルが発生していることから、2017年に医療に関する広告規制の見直しを含む医療法の改正が行われた。これにより広告規制の対象範囲が、単なる「広告」から「広告その他の医療を受ける者を誘引するための手段としての表示」へと変更され、ウェブサイトによる情報提供も規制の対象となった。同年より厚労省はネットパトロールを実施し、監視を強化している。
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