ホンダ×パリミキ、緑内障による交通事故ゼロを目指す ドライビングシミュレーターを用いた体験会

眼鏡のパリミキとホンダは今月、運転中の緑内障の見え方を疑似体験できるドライビングシミュレーターで、視野障害の理解を深める体験会を開催する。緑内障や網膜色素変性症などが原因で起こる交通事故の軽減を啓発する。

 

【出典】ホンダ×パリミキ(ドライビングシミュレーターでは、健常者と視野障がい者の見え方の違いを理解できる。健常者は対向車を認識できるが(左)、視野障がい者は認識ができない(右))

 

緑内障は視野障害を起こす代表的な疾患で、40歳以上の20人に1人が発症する。気づかないうちに病状が進行し、運転中の信号の見落としや飛び出しに気づかないなどの事故につながる危険性がある。手術などによる完治ができないため、早期発見が重要。眼圧の上昇による視神経の障害が原因とされているが、眼圧が正常値の範囲内でも発症するケースがあり、そのメカニズムは解明されていない。

体験会を通じて2社は、事故ゼロの社会の実現に向け緑内障の早期発見を啓発する。今月19日~21日に、パリミキ鴻巣店で実施。

 

 

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