ダイソン、ヘアスタイリング剤市場へ参入 成分研究とボトルデザインを探求した初の製品
家電メーカーのダイソンが、ヘアスタイリング剤市場に参入した。発売したのは、キトサンを配合したヘアスタイリング剤「Dyson Chitosan™スタイリング剤」。べたつきや硬さを感じさせずにスタイルをやわらかく維持でき、湿度が高い環境下でも一日中しなやかなホールドを実現する。
特筆すべきは成分研究に基づいた製品開発にとどまらず、ボトルデザインにも及ぶ。ボトルデザインの設計にあたりエンジニアたちは、チューブなど既存の容器に対する不満を解決できる設計を探求したという。ポンプごとに同じ量を吐出できるよう厳密にテストし、毎回正確に0.22mlが押し出される。思っていた以上にスタイリング剤が出てきてしまったり、髪に塗布しすぎてヘアスタイルが重たくなってしまうといった失敗を避けられる。一見するとヘアスタイリング剤とはわからず、シンプルかつテクノロジー感をまとった革新的なデザインも、ダイソンならでは。実際にどんなふうに使用するのか?以下動画がその様子。
詰め替えも可能で、外装パッケージは長く使用できるよう耐久性もテスト済み。詰め替え用カートリッジはリサイクルでき、SDGsにもしっかり対応。
同社は2016年にヘアドライヤーの発売をもって美容市場に参入しており、人間工学に基づいたデザインで、髪への過度な熱によるダメージを避けパワフルな風で素早く乾かすことを実現した。その後、マルチスタイラーを発売。今回新たに発売したヘアスタイリング剤は、同社のヘアケア家電と併用することで効果をより発揮するとしている。日本での発売は未定。
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